赤ちゃんの抱っこで腰痛＆肩こりに？正しい姿勢と負担を減らすコツ

育児中の抱っこ姿勢｜無意識のクセが体に与える影響

赤ちゃんを抱っこしていると、「この姿勢が楽だから…」と無意識に特定の姿勢を取っていませんか？実は、それが続くと体に負担がかかり、腰痛や肩こり、骨盤の歪みの原因になってしまうことがあります。

しかし、すべての姿勢が悪いわけではありません。重要なのは、一つの姿勢を長時間続けないこと です。正しい姿勢を意識しつつ、体に負担を分散させる工夫を取り入れていきましょう。

本記事では、負担の少ない抱っこの仕方と、長時間の抱っこによるダメージを防ぐ方法を詳しく解説します。

1. 赤ちゃんの抱っこが体に与える影響

片手抱っこが骨盤の歪みを招く

赤ちゃんを片手で抱っこするクセはありませんか？片側ばかりに負担をかけると、骨盤が傾きやすくなり、腰痛や股関節の違和感の原因になります。

悪い姿勢の例

• 腰を左右どちらかに突き出して支える
• 体が斜めに傾いている
• 片側の肩が上がり、首のラインが崩れる

骨盤が歪むと？

• 腰痛が悪化しやすい
• 下半身がむくみやすくなる
• 姿勢が悪くなり、ぽっこりお腹の原因になる

抱っこによる肩こり＆首こりの原因

長時間の抱っこは、肩や首の筋肉が緊張し、血流が悪くなるため、肩こりや首こりが起こりやすくなります。

肩こりが悪化しやすい抱っこ姿勢の特徴

• 肘を伸ばしすぎて腕だけで赤ちゃんを支えている
• 首が前に出た姿勢（ストレートネック）になっている
• 背中が丸まり、猫背になっている

肩こりが続くと？

• 頭痛や眼精疲労の原因になる
• 授乳時の姿勢がさらに悪化する
• 呼吸が浅くなり、疲れやすくなる

2. 腰痛＆肩こりを防ぐ！正しい抱っこ姿勢

正しい抱っこの基本ポイント

• 足を肩幅に開き、安定した姿勢を作る
• 片足重心にならないよう、両足に均等に体重をかける
• 骨盤を立てる（腰を反らせすぎない）
• 反り腰を防ぐため、お尻を少し引き締める意識をする
• 背筋を伸ばし、胸を開く
• 背中を丸めず、軽く胸を張ることで、肩への負担を軽減
• 赤ちゃんを体の中心で支える
• 抱っこ紐を活用し、両手を自由に使える状態にする

3. 抱っこによる負担を減らすコツ

コツ① 抱っこ紐を正しく活用する

抱っこ紐を使うことで、肩や腕の負担を大幅に減らせます。ただし、間違った装着方法は逆に体の負担になるため、以下のポイントを意識しましょう。

抱っこ紐の調整ポイント

• 赤ちゃんの頭がママの胸の高さにくるように調整
• 肩ベルトはしっかりと締め、赤ちゃんがぐらつかないようにする
• 腰ベルトをしっかり固定し、腰全体で支える

コツ② 抱っこの合間にストレッチを取り入れる

抱っこによる負担を減らすためには、短時間でもストレッチを行うことが大切です。

おすすめストレッチ

上記①～⑥を一つにつき10秒程行い、2週、3週と流れるように行なうと血流も良くなりオススメですよ♪

コツ③ 姿勢をこまめに変える

長時間の抱っこは、どんなに正しい姿勢でも負担がかかります。

こんな工夫で負担を軽減！

• 左右の腕を交互に使う（片側に負担が偏らないように）
• 座って抱っこする時間を増やす
• パパや家族と抱っこの時間を分ける
• バウンサーやクッションを活用する

4. まとめ｜正しい抱っこで育児をもっと快適に！

赤ちゃんの抱っこによる腰痛・肩こりは、多くのママが抱える悩みですが、

✅ 正しい姿勢を意識すること
✅ 抱っこ紐を正しく使うこと
✅ ストレッチや体のケアをこまめに取り入れること
✅ 姿勢を適度に変え、負担を分散させること

これらの工夫を取り入れるだけで、体の負担を大幅に軽減できます。

「抱っこがつらい…」と感じる前に、まずはできることから試してみましょう。

すこやか整骨院では、産後の骨盤調整や肩こり・腰痛ケアをサポートしています。気になる方はお気軽にご相談ください！

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