【気づいたら治ってた？】四十肩・五十肩の”急な改善”の正体とは

「ずっと痛くて腕が上がらなかったのに、急に痛みが引いて楽になった」

そんな経験をされた方、意外と多いのではないでしょうか？

この現象、実は偶然ではありません！
肩関節の【構造】や【変化】を知ると、その理由が見えてきます。

1. 四十肩・五十肩とは？

四十肩・五十肩は「肩関節周囲炎」と呼ばれます。

肩周辺の【筋肉】【靭帯】【関節包】などに炎症が起こり、強い痛みや可動域の制限をもたらす疾患です。

・痛みで夜も眠れない
・腕がまったく上がらない
・服を着るのもつらい……

このようなつらい症状が
【数ヶ月～1年】ほど続くケースが一般的です。

2. 急に楽になるのはなぜ？関節包とインピンジメントの関係

実は、痛みが急に改善するのには
【関節包の収縮（柔軟性の減少）】や【組織の変性】が関係していることがあります。

● インピンジメントの一時的な解消

四十肩や五十肩では、肩関節の構造上【上腕骨】と【肩峰】などがぶつかってしまう（＝インピンジメント）状態が起こりやすくなります。

しかし、
時間の経過とともに【関節包や周辺組織が硬くなり、炎症が引いてくる】と、【当たっていた組織が縮こまり、引っかかりがなくなる】ことがあります。
これにより、急に痛みが軽減したり、動きやすくなったりするのです。

すこやか整骨院

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3. これって“治った”の？

ここが【重要なポイント】です。
痛みが急になくなったからといって
完全に治ったとは限りません！

痛みが減っても、関節の可動域はまだ制限されたままの場合が多く、日常動作のクセや肩の使い方によって再発することも少なくありません。

4. 変性と改善の関係 〜ヘルニアにも共通する仕組み〜

腰の【椎間板ヘルニア】が年齢を重ねることで自然と消失するケースがあるのをご存知ですか？

これは
飛び出た椎間板の水分量が減少し、自然吸収されることで神経の圧迫が解消されるためです。

実は、肩の関節にも同様のメカニズムが働くことがあります。炎症やインピンジメントを起こしていた部分が「縮む」「変性する」ことで、刺激が減り、結果として「痛みがなくなる」というわけです。

5. 整体・矯正でできること

このように
「痛みがなくなる」＝「治った」ではないため、当院では以下のケアをおすすめしています。

✅ 関節の可動域をしっかり回復させる矯正施術
✅ 肩まわりの筋肉のバランス調整
✅ 自宅でできるストレッチ・運動指導
✅ 再発予防のための姿勢や動作の見直し

6. まとめ：肩の痛みは「急に良くなっても要注意！」

四十肩・五十肩が急に楽になるのは、組織の変化による一時的な“改善”かもしれません。

しかし、それを【“完治”と勘違い】してしまうと、「再発や新たな痛み」を引き起こすリスクがあります。

大阪市城東区・関目の【すこやか整骨院】では、肩の痛みに対して構造的・機能的な根本アプローチを行っております。

症状が軽くなっても【「しっかり整えること」が未来の健康につながります】。

「もう治ったかも」と思ったそのときこそ
ぜひ一度ご相談ください！

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