
肩こりと自律神経って関係ある?

「肩がこって、なんだかだるい…」
「もしかして、自律神経のせい?」
そんな風に思ったことはありませんか?
実はその肩こり、自律神経と深く関係している可能性があります。
本記事では、肩こりと自律神経の関係について、わかりやすく解説します。
1. 肩こりはなぜ起こるのか?
① 肩の構造と役割
「肩」と呼ばれる場所は、実は複数の関節や筋肉で構成されています。
今回は多くの人が「肩こり」と感じる、首と肩の間のあたりを指します。
ここは、頭・首・腕の重みが交差する“負担の集まる場所”です。
人の頭は体重の約7%、腕はそれぞれ約6%の重さがあります。
体重60kgの人であれば、肩は合計で11kg前後の重さを支えていることになります。
② 猫背・巻き肩が肩こりを引き起こす
この重みに耐えきれなくなると、肩の筋肉は疲労し、姿勢が崩れはじめます。
特に「猫背」や「巻き肩」になると、筋肉が動かなくなり、血流も悪化。
結果として、ガチガチに硬くなってしまうのです。
2. 肩こりと自律神経の深い関係

① 背骨と神経のつながり
肩こりによって硬くなった筋肉は、背骨にまで影響を及ぼします。
背骨には24個の骨が積み重なっており、それぞれの間から神経が伸びています。
その中には「自律神経」も含まれ、呼吸・消化・体温調整など、生命維持に必要な働きを担っています。
② 背骨の硬さが神経を圧迫
肩の緊張が背骨まで波及すると、神経の通り道が狭くなり、
自律神経の働きも乱れがちになります。
「呼吸が浅い」「お腹の調子が悪い」「よく眠れない」
そんな症状が出るのは、背骨まわりの硬さが原因かもしれません。
3. 自律神経が乱れるとどうなる?

① 交感神経と副交感神経のバランス
自律神経には2つの種類があります。
- 交感神経:活動・緊張を司る
- 副交感神経:休息・リラックスを司る
この2つの神経がバランス良く働くことで、私たちの体は健康を保っています。
② 肩こりがもたらす全身への影響
肩こりや姿勢の悪化で自律神経の出口が圧迫されると、
このバランスが崩れて「自律神経失調症」につながることもあります。
- 疲れが取れない
- イライラしやすい
- 全身がだるい
といった症状がある方は、肩こりが引き金かもしれません。
4. 肩こりと自律神経を整えるケア方法
① 日常でできるセルフケア
- 胸・肩・首のストレッチ
- 入浴で血流を促す
- ストレッチポールで背骨の柔軟性UP
などは、自律神経を整える第一歩になります。
② 専門的なケアも効果的
とはいえ、猫背や巻き肩はセルフケアだけでは改善しにくいケースも多いです。
「ストレッチしたくても動かしにくい」そんな方も少なくありません。
そうした場合は、矯正治療や鍼灸治療がおすすめです。
姿勢を整えながら、血流や神経の働きにもアプローチできるため、
肩こりだけでなく、全身の調子が整いやすくなります。
まとめ
肩こりは単なる筋肉のコリではなく、
自律神経の乱れや全身の不調の引き金になることもあります。
「最近なんだか調子が悪い…」と感じる方、
まずは姿勢と肩こりのケアから始めてみませんか?
<関連記事>
オススメ施術
当院のご案内・アクセス
関目駅、野江駅、関目成育駅から通いやすくて便利!
院名 | すこやか整骨院 |
---|---|
住所 | 〒536-0008 大阪府大阪市城東区関目3丁目12-29 |
TEL | 06-6930-5999 |
アクセス
ライフ関目店近く
関目駅、野江駅(京阪本線)、関目成育駅(大阪市営地下鉄)から徒歩5~8分
※お車でお越しの場合、近くにコインパーキングがあります
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | 8:30~13:00 | × |
16:00~20:00 (20:00最終受付) |
● | ● | ● | ● | ● | × | × |
当院ではご予約のお客様を優先させていただいております。
事前にご予約いただきますと、スムーズに施術を行うことができますので、ぜひお電話かインターネット予約でご予約いただき、ご来院くださいませ。