反り腰

1. 反り腰ってどんな状態？

「姿勢がいいね」と言われたのに、腰だけがなぜかツラい…

それは見た目が良いだけの“正しい姿勢”ではなく、反り腰が原因かもしれません。

反り腰とは、
腰の背骨（腰椎）が本来よりも強く反ってしまっている状態を指します。

この状態では、お腹が前に出る、お尻が突き出すといった見た目の変化が起こりやすく、実は姿勢バランスが大きく崩れているのです。

2. 原因は“骨盤の前傾”にあり

反り腰の多くは、
骨盤が前に傾く「骨盤前傾」から始まります。

この骨盤の角度の変化が背骨に影響し、以下のような筋肉バランスの乱れを引き起こします。

• 腸腰筋・太ももの前側が固くなり、骨盤を前へ引っ張る
  
  
• 腹筋・お尻の筋肉が弱くなり、骨盤を支えきれなくなる
  
  
• 結果、背骨が過度に反ってしまう
  

姿勢を良く見せようとして背中を反らせるクセがある方や、ヒールの高い靴を履く習慣がある方に多く見られます。

3. 当院の特徴：写真による“姿勢の見える化”

すこやか整骨院では、
姿勢写真を用いたチェックを行っています。

さらに、他院と異なり
次の2つの姿勢でビフォーアフターを撮影しています。

• 楽な姿勢（無意識の自然な座り方）
  
• 意識した姿勢（良いと思っている座り方）

この比較により、

👉 普段どんな姿勢がクセになっているのか？
👉 意識しても崩れてしまうポイントはどこか？

が明確になり、【短時間だけ良く見せる姿勢】ではなく、【長時間でもラクに保てる姿勢】への改善が目指せます。

4. 反り腰が引き起こす不調

反り腰は見た目の問題だけでなく、体全体の機能に大きな影響を及ぼします。

• 慢性的な腰痛・背中のハリ
  
• ぽっこりお腹・スタイルの崩れ
  
• 股関節や膝への負担
  
• 疲れやすさ・姿勢保持の難しさ
  
• 肩こり・首こりの悪化

年齢や運動不足のせいと諦める前に、まずは“姿勢”の可能性をチェックしてみましょう。

5. すべての反り腰が“直すべき”ではないことも

反り腰といっても、
すべてのケースで反り腰の改善が必要とは限りません。

例として、
変形性股関節症や先天性股関節脱臼の方では、股関節を安定させるためにあえて骨盤を前傾させ、全身のバランスを取っているケースがあります。

このような場合に無理に反り腰を改善すると、股関節に余計な負担をかけてしまう可能性があります。

6. 姿勢を“直す”かどうかは全体を見て判断

だからこそ、重要なのは“反っているかどうか”ではなく、
「その方にとって、今の姿勢が体にとって自然で負担がないか」という視点です。

すこやか整骨院では、写真を用いて体全体のバランスをチェックし、改善の必要があるかどうかを見極めたうえで施術を行います。

7. セルフケアだけでは限界も

ストレッチや体幹トレーニングは効果的ですが、「どの筋肉をどう使えばいいか」は自己判断が難しいポイントです。

まずは自分の姿勢の状態を知ることが何より大切です。
専門的なチェックを受けながら改善していくことで、無理なく継続できる姿勢改善が目指せます。

8. まとめ｜まずは写真で自分の姿勢を知ることから

「反り腰かも？」と思ったら、
まずはビフォーアフター写真でのチェックがおすすめです。

すこやか整骨院では、その方の体に合った自然な姿勢づくりを、無理のない方法でサポートしています。

施術内容の詳細はこちら → 【矯正治療ページへ】