ランナー膝（腸脛靭帯炎）

1.腸脛靭帯炎とは？

腸脛靭帯炎（ちょうけいじんたいえん）は、主にランニングやサイクリングなどの運動によって引き起こされる疾患で、膝の外側に痛みを引き起こします。

腸脛靭帯はお尻の筋肉から始まり、脛骨の前外側にある特定の部位に繋がっています。

ランニングの際、腸脛靭帯は足を地面につけたときに上半身を安定させ、支える役割を果たしています。

2.原因

過度な運動:

特に長時間のランニングなどの過度な運動が続くと、腸脛靭帯に過度な負荷がかかり、炎症が生じやすくなります。

内反膝（O脚）:

内反膝の人は、膝が内側に曲がっているため、腸脛靭帯が大腿骨外側の部分に擦れやすくなり、炎症が起こりやすくなります。

急激な運動の開始:

運動を長らく行っていなかった人が急激に運動を始めると、腸脛靭帯への負荷が大きくなり、炎症を引き起こしやすくなります。

3.当院による施術について

当院では、お身体の症状に合わせた適切なケアを行い、早期の回復をサポートいたします。お気軽にご相談ください。

4.「ランナー膝」関連ブログ

すこやか整骨院

ランニングする前にストレッチをして「腸脛靭帯炎」を予防しよう！

🕒️2019年11月8日

こんにちは！近頃は上着が無いと肌寒いくらい涼しくなってきましたね。このような時期は運動するのに適しており、ランニングなどを始めようと思われている方も多くおられると思います。しかし、ランニングを多くされる方に多く見られるのが「腸脛靭帯炎」です。腸脛靭帯炎とは、「ランナー膝」とも呼ばれ、歩行時の膝関節外側の痛みや腫れ、階段昇降時の痛みなどを引き起こします。今回は、この腸脛靭帯炎の予防法について書いていこうと思います。【腸脛靭帯とは】腸脛靭帯は、骨盤から始まり、大腿筋膜張筋と大殿筋という筋肉とつな...