先天性股関節脱臼
このような症状でお悩みではないですか?
- 過去に先天性股関節脱臼と言われたことがあり、成人になって以降から股関節の違和感を感じ始めた
- 先天性股関節脱臼と言われた時に病院で治療を受けて完治したが、股関節周辺から全身に向かって体のこわばりが出始めてきている気がする
先天性股関節脱臼(発育性股関節形成不全)とは?
股関節は大腿骨の頭の部分である大腿骨頭と、その骨頭を覆う受け皿の役割をする骨盤の臼蓋から構成されています。
この股関節が、出生時もしくは生後数ヵ月の間に、間接の緩みや、受け皿の臼蓋の形状が不安定な臼蓋形成不全など、様々な原因により脱臼してしまった状態を指します。
従来、脱臼の程度によって、脱臼、亜脱臼、寛骨臼形成不全に分類されていたが、近年では寛骨臼形成不全を伴う不安定股の総称として、発育性股関節形成不全と呼ばれるようになっています。
先天性股関節脱臼は、骨盤位出生(いわゆる逆子)で生まれた女児に多いとされています。
早期の症状として、痛みなどの自覚症状はありませんが、
- 股を開かせると脱臼している側の開きかたが不十分
- 足の長さが左右で違う
- 太もものしわが左右で非対称
- 歩行するようになると跛行(歩行障害)を生じる
などがあげられます。
基本的に早期に症状に気づき、対処されるので脱臼したまま放置されるということは少ないです。
ですが、先天性股関節脱臼の経験のあるかたは成人以降に変形性股関節症となる可能性が高くなります。
先天性股関節脱臼症の原因は?
骨盤位出生や昔使われていた三角おむつや巻きおむつなどで股関節を強く伸展させることにより、太ももに付着している筋肉が緊張し、脱臼が発生すると言われています。
現在では、紙おむつが普及し、股関節にかかる負担が減少したことにより発生率は低下してきているといわれています。
一般的な対処法
基本的に生まれてから数年以内に症状に気づき、レントゲンや超音波などの画像診断で脱臼が発見されると、徒手的に整復するか、リーメンビューゲルという装具を用いることで自然整復されます。
それでも整復されない場合は、手術となります。
その後はマッサージやストレッチなどで股関節にかかる負担を軽減します。
当院の治療法
先天性股関節脱臼の整復は基本的に病院などで行われることが多いため、当院で整復を行うことはまずありません。
しかし、上記の【先天性股関節脱臼とは】の項で述べたように、先天性股関節脱臼と診断された経験のある方は、臼蓋形成不全などの素因をお持ちのため、変形性股関節症に移行することが多いです。
そこで当院では、このこの様な方々の体の使い方をまず見させていただいております。
歩き方・立ち方・関節の可動域等により股関節を変形させる要素がどこにあるのか、日常の中でどのように体に負担をかけ患者様の体にどのように負担をかけてしまっているのかを確認させていただいた上で施術プランを作成させていただいております。
痛みや疼痛、違和感等表面的なものには筋肉に対して施術を、股関節の形成そのものに問題が考えられる方には患部に一点集中する負担を軽減させるための矯正治療を、症状の軽減と共にその方に適した柔軟体操・筋力トレーニングと段階を踏みながら患者様の将来まで考えサポートいたします。

※上記では施術方法の一例であり、当院では患者様との症状の出た経過や病院等で言われたこと、症状の状態等を参考にお一人ずつ適した施術を行っております。
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当院のご案内・アクセス
関目駅、野江駅、関目成育駅から通いやすくて便利!
院名 | すこやか整骨院 |
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住所 | 〒536-0008 大阪府大阪市城東区関目3丁目12-29 |
TEL | 06-6930-5999 |
アクセス
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