
子供特有の不調に効く小児鍼とは?
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- 鍼灸治療

1. 子供の不調に困ったことはありませんか?
大切に育てている赤ちゃんが次のような症状に悩まされていませんか?
- 夜泣きがひどい
- おっぱいを飲ませても、すぐ吐いてしまう
- しょっちゅうご機嫌ななめ
- かんしゃくがひどくて
- 「おねしょが治らない」
など、病気かどうかわからない子供独特の不調に困っていることはありませんか?
今回は、このような子供独特の症状に効果のある小児鍼について書いていきます。
2. 小児鍼とは
子供の疾患に特化した鍼治療法で、古くは江戸時代にその記述があります。
小児鍼の対象年齢は、生後1ヶ月の乳児から児童までで、対象疾患はいわゆる「疳(かん)の虫」といわれる以下の症状です。
- 夜泣き
- 夜驚症
- かんしゃく
- ひきつけや夜尿症(おねしょ)など
小児鍼は「疳(かん)の虫」の治療に多く用いられてきたことから「むし針」とも呼ばれています。
3. 小児鍼の特徴と形状

小児鍼は、鍼といってもいわゆる刺す針ではありません。
様々な形状のものがあり、以下のようなものがあります。
- ギターのピックやヘラのような形のもの
- 爪楊枝を束ねたような形のもの
- ギザギザの付いた歯車のような形のもの
これらは刺す機能はなく、皮膚表面を摩擦して刺激を与えるためのものです。
痛くも怖くもなく、むしろ気持ちがよい刺激といえます。
4. 小児鍼の生理作用

「疳の虫」の症状が出ているときは、自律神経の一つである交感神経が高ぶっていたり、交感神経と副交感神経のバランスが不安定な状態になっています。
小児鍼は以下のような生理作用があります。
- 高ぶっている交感神経を鎮静させる
- 脳の充血を抑制する
- 副交感神経に働きかけて内臓の血流を高める
これにより、心身をリラックスさせる効果があることが科学的研究から明らかになってきています。
5. 小児鍼の効果と使用例
小児鍼は子供特有の不調に対して効果を発揮する治療法として注目されています。
具体的な効果としては、以下のような点が挙げられます。
- 夜泣きや夜驚症の緩和
- かんしゃくの軽減
- ひきつけや夜尿症の改善
6. 小児鍼の安全性と注意点
小児鍼は刺す針を使用しないため、安全性が高いと言えますが専門的な知識と技術を持つ専門家による施術が重要です。
また、子供たちの個々の状態に合わせた施術が求められます。
自己判断や無資格者による施術は避け、信頼性のある施術者を選ぶことが大切です。
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7. 当院の小児鍼について
当院では、経験豊富な小児鍼の専門家が子供たちの不調に対応した施術を行っています。
お子さんの状態に合わせてカスタマイズされた治療プランを提供し、安心して施術を受けていただける環境を整えています。

9. 最後に
子供特有の不調には、伝統的な治療法である小児鍼が効果を発揮する可能性があります。
しかし、安全性を確保するためにも、専門家の指導のもとで施術を受けることが大切です。
子供たちの健やかな成長と発達のために、適切な治療法を選びましょう。
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TEL | 06-6930-5999 |
アクセス
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