赤ちゃんがかかりやすい病気とは？

1.こんにちは、すこやか整骨院です。

当院では産後の骨盤矯正を施術させていただいていますので、育児中の患者様が多数ご来院下さっています。

育児での心配事の一つとして『お子様の病気』は結構上位に来る心配事ではないでしょうか？

初めて経験するパパさん、ママさんはパニックになってしまって、適切な対応に遠回りしてしまうかもしれません。

そこで今回は『赤ちゃんの病気』についてお話したいと思います。

2.赤ちゃんの病気原因

赤ちゃんが病気になる原因は大きく分けて2つあると言われています。
（※若干の例外はあります。）

1. 内因性の病気：生まれつき持っている病気と後天性の病気

2.外因性の病気：細菌やウイルスに感染したときの病気

一般的にかかる病気は、後者の外因性の病気ですので、そちらにスポットを当ててご説明します。

4. 赤ちゃんの免疫力

まず、体内に異物が入ってきた場合、異物に害がないかを判断し、害があれば追い出すのが「抗体」と言い、それを作るのが「免疫」で、大人でも子供や赤ちゃんでも持っています。

この「抗体」は身体にとって重要な防御システムの一つで、咳や鼻水が出たり、発熱や発疹の症状は、「抗体」が害のあるものと戦っているサインです。

赤ちゃんが生まれた時に持っている「抗体」は、ママからもらったものになります。

細菌やウイルスに対抗するための免疫グロブリンや、ママが予防接種や病気にかかった時に作った「抗体」です。

その為、「抗体」を持たない病気にはかかる可能性があります。

5.外出と免疫力

また、赤ちゃんは4~5ヶ月頃から「抗体」が減り、自分でも思うように「抗体」が作れず、免疫が最も弱くなる時期があります。

4~5ヶ月と言えば、ベビーカーや抱っこヒモでお出かけしたりと、行動範囲が広がり、細菌やウイルスをもらいやすい時期でもあります。

「え？！じゃあ外に行っちゃいけないの？！」と思った其処のママさん、安心してください。

赤ちゃんは、一度ウイルスや細菌が体内に入らないと「抗体」が作れません。

あまり無菌状態が長いと、行動範囲が更に増えた時に立て続けに病気になる可能性が高まりますので、適度に外気に触れさせてあげましょう。

もちろん、わざわざ病気にさせるということではありません。

生活の環境で差はありますが、細菌やウイルスはあらゆるところに存在しています。

そんな細菌やウイルスが呼吸や皮膚を通じて体の中に入ってきます。

そこに免疫が「抗体」という武器を持って戦います。

赤ちゃんはくしゃみや咳をします。

一つ目の「抗体」が効かない細菌やウイルスがいたら、別の「抗体」の武器を作り出し戦います。

その際、赤ちゃんは発熱しているかも。

免疫が細菌やウイルスに打ち勝った時、赤ちゃんのくしゃみや咳、発熱は治まっています。

そして、再び同じ細菌やウイルスが入ってきても、退治できる武器「抗体」があるので大丈夫なのです。

母乳からも特有の免疫物質を赤ちゃんにあげることが出来ます。

特に、産後数日の間に出る“初乳”に多く含まれています。

ですが、ママが「抗体」を持たないウイルスの風邪にはかかってしまいます。

病気に負けない体を作りましょう。

6.免疫力の強化方法

1.体内に「抗体」を作る：予防接種など

2.たくさん遊んで、たくさん寝る事：心身の状態が免疫力に関係する

3.栄養をしっかり摂る：バランスの良い食事で栄養を摂り、健康をキープ

7. 病気への備え

あとは、救急箱（乳幼児用の物も用意）を準備して、いざという時に相談できる小児科があると安心できます。

相談窓口的なところをいくつかご紹介しておきます。

• インターネットONLINEこどもの救急：乳幼児の症状を入力すると、緊急受診するべきかの目安を見れます。

• 子ども医療電話相談 #8000：夜間や休日の急な子供の病気やケガへの対応について相談できます。

地元の小児科の先生と仲良くなって、気軽に相談できるようにしておくのもおススメです。自己判断や素人情報の鵜呑みは危険ですので、慎重に。

すこやか整骨院でした。