
捻挫箇所にはアイシングがお勧めです!
- テーマ:
- 捻挫
1.タクシー事故で手首を痛めた患者さん
タクシーに乗っていて、急ブレーキを踏まれ、助手席に後部座席からぶつかり、手首を痛められた患者さんが来院されました。
ぶつかる瞬間に手を突いたために手首を痛められたそうですが、口も打って内側を切るほどの衝撃だったそうです。
手首に関しては、打ち身ではなく捻挫されていました。
2.治療経過
病院に行って、テーピングを施してもらい、シップと痛み止めをもらって来たとの事。
もちろん痛み止めを飲めば痛みは緩和しますが、若干の眠気が出てしまう為、お仕事を休めない方は飲むのを嫌がる場合も少なくないようです。
その患者様も、出来れば飲みたくないが、手首が痛いため、来院されました。
3.治療方法
捻挫されている箇所は、内側で炎症を起こしていますので直接触らず、周辺の筋肉を緩め、炎症個所にアイシングを施しました。
仕事中や帰宅後に痛みがブリ返して来たら、アイシングをしてもらうよう案内しました。
4.アイシングの正しいやり方
ここで注意!!
自宅でのアイシングの正しいやり方をご説明します。
アイシングは、患部を冷やす事で炎症を抑え、血流の促進を目的にしています。
「冷やすのに血流促進?」と思われた方も多いと思いますが、実は、冷やす事で血流が抑制され、外した後に常温になると一気に血流が戻ります。
川をダムで塞き止め、水を溜めておいて一気に放水するのと似た要領ですね。
血流が戻って、痛みも流してくれますので、痛めた個所が熱を持っていたり、ズキズキ痛いときには効果的です。
5.アイシングの手順
アイシングする際、氷嚢(ひょうのう)を使用することが一番望ましいですが、無い場合はビニール袋を使用します。
氷を10塊(製氷皿一つ分)くらい氷嚢(もしくはビニール袋)に入れ、おおさじ一杯程度の水を入れます。
空気を抜いて口を閉じ、氷を数回コロコロ転がすようにして、ほんの少し氷水にします。
この時点で、驚くほど冷たくなっています。
氷嚢であれば服やインナーの中の地肌の患部に直接当てます。
ビニール袋なら、タオル地は避けて、ガーゼのような綿のハンカチ等で、水気を吸い取る感覚で包んで、患部に当てます。
この時、アイスノンや保冷剤で代用する人がいますが、マイナス零度以下になるため直接地肌に当てると、凍傷の危険性があります。
かと言って布で包むと効果が下がりますので、アイスノンや保冷剤はお勧めできません。
氷嚢(もしくはビニール袋)を患部に当てて、15分間冷やしてください。
冷たく感じない、気持ち良いと感じる場合は熱を持っていますので、状態としては悪いと判断してくださいね。
15分間冷やした後、氷嚢(もしくはビニール袋)を外し、常温になっても痛みが引かない場合もあります。
6.最後に
アクシデントに遭った瞬間から始まり、正しいアイシングの方法まで詳しくご説明しました。
捻挫のケアを怠らず、不安な痛みから解放されるために、ぜひお気軽にご来院いただき、専門的な治療を受けていただければと思います。
お待ちしております。
オススメ施術
当院のご案内・アクセス
関目駅、野江駅、関目成育駅から通いやすくて便利!
院名 | すこやか整骨院 |
---|---|
住所 | 〒536-0008 大阪府大阪市城東区関目3丁目12-29 |
TEL | 06-6930-5999 |
アクセス
ライフ関目店近く
関目駅、野江駅(京阪本線)、関目成育駅(大阪市営地下鉄)から徒歩5~8分
※お車でお越しの場合、近くにコインパーキングがあります
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | 8:30~13:00 | × |
16:00~20:00 (20:00最終受付) |
● | ● | ● | ● | ● | × | × |
当院ではご予約のお客様を優先させていただいております。
事前にご予約いただきますと、スムーズに施術を行うことができますので、ぜひお電話かインターネット予約でご予約いただき、ご来院くださいませ。