実は簡単？「骨粗鬆症」の予防は運動と姿勢！？

今日は「骨粗鬆症」について
お話しさせて頂きます。

 

骨粗鬆症について、
皆さんどんなイメージをお持ちですか？

 

「はいはい、あの骨がもろくなる病気ね。」
「お年寄りがなるやつでしょ？」
「カルシウムとればいいんでしょ？」

 

確かにその通りです。
しかし「骨粗鬆症」を
軽く考えてはいけません。
恐ろしい結末が待ってる事もあるのです！

 

でも、ちゃんと予防する方法はあるのです！

「骨粗鬆症」は
簡単に言ってしまえば、
骨の中身がスカスカになってしまう病気です。

 

その結果どんな症状が出るかといえば、
ちょっとの衝撃で『骨折』しやすくなってしまうのです。

 

本当にちょっとの衝撃で、ですよ。

 

例えば、
くしゃみをしただけでも折れてしまうのです。
それだけ骨がもろくなってしまう恐ろしい病気です。

 

特に背骨が圧迫骨折しやすく、
その結果背中が曲がります。

 

背中が曲がると、
体のバランスが取りづらくなり、
頻繁に転倒してしまいますし、

 

起き上がりづらくなったり、
歩行すること自体が困難になります。

 

そして、
それらが相まって、『背中』、『腰』の痛みに繋がるわけです。

 

これらの痛みはずっと続きます。
じっとしてても痛いし、
歩いていても当然痛いです。

 

骨折する箇所によっては、
回復に長期間ようするため、
安静にしている間、筋肉が落ちてしまい、
そのまま『寝たきり』になってしまう
可能性が高い恐ろしい病気なのです。

 

さらに恐ろしいのは、
初期の段階で『自覚症状』がまったくないことです。

 

これはそう！予防するしかありません！

 

その前に、、、実は「骨粗鬆症」は２種類あるのです。

 

 

ひとつは「続発性骨粗鬆症」

これは病気や薬の副作用などが原因でなる「骨粗鬆症」です。

 

もう一つは「原発性骨粗鬆症」
「骨粗鬆症」の９割を占めるもので、
今回はこちらのお話です。

 

まず原因ですが、
原因としてよく言われているのは、
ホルモン・加齢、人種、体型、運動、喫煙、食事、アルコール摂取などですが、
これらが複合的に合わさって起きます。

 

栄養面でいいますと、骨形成に欠かせない
カルシウムを不足させる動物性たんぱく過多の食事、
ビタミンDとビタミンKの不足した食事、
カフェインの摂り過ぎ、過剰なアルコール摂取がいわれています。

 

慶応大学などは
ビタミンＥの過剰摂取が骨粗しょう症の原因となることを
ネズミを使った実験で明らかにしています。意外ですが・・・。
何事も、「過ぎたるは・・・」ですね。

 

一番いいのは、
全ての栄養素を体に必要な分だけ
バランスよく摂取することです。

 

これはなかなか難しい！

 

しかし、
「骨粗鬆症」の原因に関する栄養素については、
最近の報告では、現代人は「足りている」と言われているのです。

 

つまり現在、「骨粗鬆症」の
予防の為に一番必要なのは「運動」なのです！

 

骨にカルシウムを蓄えるためには、
「体重をかける」ことが大事！

 

日常生活のなかで
『階段の上り下り』や『散歩』などを取り入れ
何気なく楽をしていた場面での
運動量を増やすだけでも効果があります。

 

それらをすることで、
骨に適度な負荷がかかり、骨密度が保たれます。

 

さらに『筋力強化』され、
『転倒防止』にもつながり、
骨折のリスクは減らせます。

 

ただ、ジョギングになると
ちょっと負荷がかかりすぎかもしれません。

 

もしちょっとでも
関節に痛みを感じたら、
すぐにやめてくださいね。

 

どの運動が自分に適しているかは、
自分の体と相談して下さい。

 

このように
日々の何気ない運動を習慣にしていけば、
骨粗鬆症は十分予防できます。

 

当、健すこやか整骨院では、
運動療法はもちろん、同じ歩くにしても、
正しい姿勢での運動できるように
姿勢矯正もおこなっております。

 

実際、
「骨粗鬆症」で背骨が曲がり、歩くのも辛くて嫌いだった方も、
姿勢が良くなり今ではお孫さんの幼稚園の送り迎えに勤しんでいるという例もあります。

 

歳だからとあきらめずに早目の予防治療をおすすめします！

 

 

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