
『姿勢』に大きく関係!『抗重力筋』とは?
こんにちは!
本日は姿勢と抗重力筋についてお話しさせていただきます。
人間が二足歩行できるのは、姿勢をしっかり保っているからで、このとき重力に対して姿勢を保つ筋肉を「抗重力筋」といいます。
抗重力筋には以下のような筋肉があります。
抗重力筋の種類
①僧帽筋:首から方にかけてついており、頭や腕を支えています。
②脊柱起立筋:背骨に沿って頭から腰まで走り、背中を支えています。
③腸腰筋:腰椎、骨盤から大腿骨に繋がってつながっている深部の筋肉です。
④大腿四頭筋:太ももの前の筋肉で骨盤と大腿骨をつなげています。
⑤大殿筋:お尻の筋肉で骨盤と大腿骨をつなげています。
⑥下腿三頭筋:ふくらはぎの筋肉で大腿骨から踵の骨までつながっています。
これらの抗重力筋がバランスよく働いてくれることにより、
姿勢を保ってくれていますが、普段から崩れた姿勢で過ごしてしまうことにより、
アンバランスな負担が筋肉にかかることで、筋肉が硬くなり、
正しい姿勢を取りづらくしてしまうという悪循環が起こってしまいます。
これを予防するには、普段から正しい姿勢を意識することが重要になります。
正しい姿勢とは?
立っているとき、耳・肩・股関節・くるぶしが一直線になっているのが正しい姿勢と言われています。
椅子に座るときは、背筋をぴんと伸ばすことを意識するのではなく、骨盤を立てるイメージで、椅子に深く座ることが重要です。
また、パソコンなどを使用する際は、頭が下がらないようにモニターの位置を目線の高さに調節すると良いと言われています。
普段から正しい姿勢を意識するだけで、インナーマッスルや抗重力筋に刺激が加わり、筋肉が鍛えられ、正しい姿勢を保ちやすくなるというメリットがあります。
姿勢が崩れて長く過ごしていると、筋肉がどんどん硬くなっていき、元に戻りづらくなってしまいます。
しかし逆に抗重力筋が弱ってしまっていても、正しい姿勢を維持するということが難しくなってしまうので、
抗重力筋のトレーニングも重要となります。
今回は抗重力筋のトレーニング2つを紹介させていただきます。
抗重力筋のトレーニング
●足のトレーニング
①なるべく姿勢を正した状態で立ちます。
②その状態でゆっくりと踵を上げ、ゆっくりと降ろしましょう
(この時、体がふらつく場合は壁や椅子を持ちながら行ってください)
③これを20回行います。
●背中のトレーニング
①四つ這いの姿勢になります。
②息を吐きながら右手を前方に伸ばしながら左足を後ろに伸ばしていきます。
(痛みがあったり、ふらついて危ない場合は手を前に伸ばすだけでも大丈夫です)
③なるべく手足が床と平行になるようにし、10秒キープします。
(この時、目線は前を向かず、顎を上げないようにしましょう)
④手足を入れ替えて同じように行いましょう。
⑤これを5~6回繰り返します
いかがでしたか?
今回は抗重力筋のトレーニング2つを紹介させていただきましたが、
トレーニング中にお痛みが出たり、不安な感じがありましたら、無理をせず、できる範囲内でやってみてくださいね。
当院に来院される患者様の中で、普段の姿勢が崩れているという事を自覚されている方は、決して多くありません。
しかし、普段何気なく過ごしているときの姿勢が、筋肉や関節に負担をかけてしまっているのです。
ですので、皆さんも普段の姿勢に意識を向けてみて、お身体の不調を予防していきましょうね。
<関連記事>
オススメ施術
当院のご案内・アクセス
関目駅、野江駅、関目成育駅から通いやすくて便利!
院名 | すこやか整骨院 |
---|---|
住所 | 〒536-0008 大阪府大阪市城東区関目3丁目12-29 |
TEL | 06-6930-5999 |
アクセス
ライフ関目店近く
関目駅、野江駅(京阪本線)、関目成育駅(大阪市営地下鉄)から徒歩5~8分
※お車でお越しの場合、近くにコインパーキングがあります
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | 8:30~13:00 | × |
16:00~20:00 (20:00最終受付) |
● | ● | ● | ● | ● | × | × |
当院ではご予約のお客様を優先させていただいております。
事前にご予約いただきますと、スムーズに施術を行うことができますので、ぜひお電話かインターネット予約でご予約いただき、ご来院くださいませ。